第24回サピエンスのご案内
見えてきた宇宙の新しい姿
137億年の時間を旅する

 日経サイエンス社は来る11月15日(土),『見えてきた宇宙の新しい姿 137億年の時間を旅する』をテーマに,“第24回サイエンティフィックライブ・サピエンス”を株式会社 日立ハイテクノロジーズの協賛により開催いたします。参加費は無料で,500名の方々をご招待いたします。

◆サイエンティフィックライブ・サピエンスとは......

科学の《基礎性》《先端性》《身近さ》という3つの要素を満たしたテーマを毎回取り上げて,私たちの生き方と科学のかかわりを重視しながらライブに語っていくシンポジウムです。


※サピエンスとはラテン語で「哲人、考える人」の意味です。

◆第24回サピエンスの開催概要
     
 ●主催   日経サイエンス社
     
 ●協賛   株式会社 日立ハイテクノロジ−ズ
     
 ●タイトル   サイエンティフィックライブ・サピエンス
     
 ●テーマ   見えてきた宇宙の新しい姿 137億年の時間を旅する
     
 ●講師  
須藤 靖 東京大学大学院 理学系研究科 助教授
川邊 良平 国立天文台 電波天文学研究系 教授
ALMA計画準備室 プロジェクトマネージャー
北村 良実 宇宙科学研究所 共通基礎研究系宇宙空間原子物理学部門 助教授
(敬称略)
 ●日時   11月15日(土)13:00〜17:00(12:30開場)
     
 ●会場   日経ホール(東京戸千代田区大手町1-9-5 日本経済新聞社8F)
     
 ●アクセス  
【地下鉄でお越しの場合】
地下鉄丸ノ内線 大手町駅下車A1出口より徒歩1分
地下鉄東西線・千代田線・半蔵門線・三田線 大手町駅下車A4・C1出口より徒歩2分
【JRでお越しの場合】
JR東京駅下車 丸の内北口より徒歩8分
     
 ●参加費   無料
     
 ●応募方法

・E-maiアドレスをお持ちの方
→こちらのご登録画面にてお申し込み下さい。

・E-maiアドレスをお持ちでない方
→郵便番号、住所、氏名、年齢、職業(学校名)、電話番号をご記入のうえ、下記のあて先まで官製ハガキまたはFAXにてお申し込み下さい。
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-9-5
日経サイエンス社「サピエンス事務局」S係
FAX:03-5255-2863

     
 ●応募締切   10月24日(金)到着分まで有効
応募者多数の場合は抽選となります。当落の結果(ご招待券の送付)は郵便はがきで後日お知らせします。
     
 ●お問い合わせ先  

日経サイエンス社「サピエンス」係
TEL:03-5255-2831 E-mail:pub-ad@nex.nikkei.co.jp


◆第24回テーマ『見えてきた宇宙の新しい姿 137億年の時間を旅する』について

宇宙を観測する手段は、ここ10数年で大きく進展した。望遠鏡で光の世界を覗くだけでなく、電波やX線、ニュートリノ、高エネルギー宇宙線などをとらえることで、想像以上にダイナミックに変化する宇宙の新しい姿が見えてきた。宇宙マイクロ波観測衛星「WMAP」の観測データは、宇宙の年齢や組成、幾何学的性質をかつてない精度で解き明かした。超新星爆発やブラックホールの解明はもちろん、星の誕生時に必然的にともなう惑星形成の理解も進み、太陽系以外に数多くの惑星が確認されている。一方で、宇宙の大部分を占める暗黒物質とダークエネルギーの存在は確定されたものの、その正体は深い謎に包まれたままだ。

第24回サピエンスでは、世界の宇宙研究をリードする日本の科学者たちが、新たに見えてきた宇宙の過去と未来について、最新研究をもとに語り合います。

サピエンスは、わたしたちの生き方とサイエンスのかかわりを重視しながら、ライブに語っていくシンポジウムです。
【プレゼンテーション】
●宇宙の古文書をひもとく:宇宙マイクロ波背景放射温度地図
 
講師/ 須藤 靖(すとう・やすし)
東京大学大学院 理学系研究科 助教授

 宇宙論研究のキーワードは「起源」と「進化」である。2003年2月に米国の衛星WMAPが宇宙マイクロ波背景放射の精密温度地図を発表した。これは宇宙が誕生してから約38万年後の姿に対応する。この宇宙の、いわば古文書を詳細にひもとくことによって、さらに初期の宇宙をさかのぼり、その起源を解明する、また逆にそこから出発して現在の多様な銀河宇宙の姿に至る進化の途をたどる、という双方向の研究が急速に発展しつつある。

須藤 靖先生
●天体誕生の謎に迫るアンデス巨大電波望遠鏡アルマ
 
講師/ 川邊良平(かわべ・りょうへい)
国立天文台 電波天文学研究系 教授、ALMA計画準備室 プロジェクトマネージャー
 

 銀河や巨大ブラックホールなどの天体は、どのように生まれたのだろうか? 宇宙観測手段が飛躍的に進歩した結果、星が短い期間で大量に生まれる現象「スターバースト」と、あらゆる物質を飲み込む巨大ブラックホールの形成過程には、深い関係があることが明らかになってきた。日米欧の協力体制のもと、チリ・アンデス山中の標高5000mの高原に建設予定の大型ミリ波サブミリ波干渉計「ALMA(アルマ)」が完成すれば、宇宙の姿をより深く解き明かすことができるだろう。

川邊良平先生
●惑星形成の現場を探る
 
講師/ 北村良実(きたむら・よしみ)
宇宙科学研究所 共通基礎研究系宇宙空間原子物理学部門 助教授
 

 宇宙空間にただよう気体と微粒子から成る星間物質の中で、特に高密度の領域(分子雲コア)は自らの重力で縮み、新しい星を生み出す。星のまわりには同時に、コアの自転がもたらす遠心力によって、原始惑星系円盤が形成される。この円盤から太陽系のような惑星系が生まれると考えられている。円盤の最初の画像は、野辺山ミリ波干渉計によって得られた。円盤の中での惑星誕生の瞬間を調べることがこれからの重要な研究テーマである。

北村良実先生
【パネルディスカッション】
●私たちは宇宙の実像にどこまで迫れるか?
パネリスト/須藤 靖,川邊良平北村良実

*これまでのサピエンスの講演内容は、日立ハイテクノロジーズのホームページでご覧いただけます。
http://www.hitachi-hitec.com/

サピエンスTOPへ